つくばでカウンセリングを受ける5つの方法

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とっても久しぶりの投稿となりましたが、細々とブログの更新もしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

つくばでカウンセリングを受けたいと考えている方は、比較的多いのではないか、と考えています。一方で、どのような機関で相談が受けられるのか、どういった種類の相談、カウンセリングがあるのか、どのような人が相談に応じているのだろう、といった様々な疑問から、実際に相談しに行くハードルは案外高いのではないかと感じています。

このホームページは、考えていることを言葉にしたい、あわよくば独立してカウンセリング1本で食べていきたいという考えから作ったのですが、私自身は、個人でカウンセリングを行っていません。

今回の投稿では、つくばでカウンセリングを受けようと思った時に、どのような選択肢があるのかと迷っている方に届けばと思い、まとめてみたいと思います。、

目次

つくば市の相談窓口を利用する

つくば市では、各種相談を受け付けています。例えば、お子さんについてのご相談であれば、以下のような種類があります。相談窓口はこちらから、確認してみてください。基本的には、つくば市在住または、つくば市に通学・通勤されている方が対象となっているようです。公的機関の相談の大きなメリットは、無料で受けられるということが挙げられます。

  • 就学相談:小学生に上がる前のお子さんで、発達や入学後に学校に馴染むかどうかの心配がある時に相談することができます。保育園や幼稚園でも、案内が貼ってあったりしますので、一度園の方へ、聞いてみると良いかもしれません。一般的な就学相談では、ご希望によって、お子さんが所属されている園での生活の様子を観察に来てくれることもあります。
  • 教育相談:幼稚園や学校に通っているお子さんや保護者対象に、不登校やいじめなどのご相談ができます。一般的な教育相談では、教育上の問題に応じて、知能検査をして能力について把握してくれます。つくば市での実施があるかどうか直接確認された方が良いでしょう。筑波山の麓に相談センターと適応指導教室(学校に通うのが難しいお子さんの居場所)があります。中心部においても、出張相談をしているようです。
  • 障害者(児)についての相談:つくば市では、障害福祉課において、発達に課題があるお子さんについての相談を受け付けています。福祉の利用についてや、発達障害との付き合い方、ペアレントトレーニングを受けられるようです。
  • 家庭児童相談:乳幼児から18歳未満のお子さんについてのしつけや育児についての全般的な相談に応じているようです。
  • 虐待や子育てが難しい場合の相談:つくば市を担当する児童相談所は、土浦児童相談所となっています。虐待が疑われるかていの通告だけでなく、虐待をしてしまいそうなほどに追い込まれている親御さん自身の相談もできます。電話相談などの利用も可能です。一時的に子どもを預けたいといったご相談もできるようです。

東京都の教育相談期間でも勤務経験がありますが、通常、相談員は臨床心理士や公認心理師のことが多いです。子どもの相談においては、臨床発達心理士や学校心理士といった資格の保有者もいます。しかし、つくばを含む地方都市においては、退職された教員の再雇用などの配置も多いため、ご心配な方は、相談員の保有されている資格についても確認されてみても良いかもしれません。

上記は、子どもの相談を例に挙げていますが、つくば市においては、女性のための相談や、男性の相談も受けているようです。つくば市のホームページ→「暮らし・手続き」→「安心・防災・困りごと」→「相談(困ったとき)」のページで確認されてみると良さそうですね。

教育機関・企業の相談室でカウンセリングを受ける

お子さんのご相談であれば、お子さんの学校に所属するスクールカウンセリングも利用ができそうです。

  • スクールカウンセリング:各小中学校につくば市独自でスクールカウンセラーを配置しています。お子さんのご相談であれば、お子さんご本人と、保護者の方はカウンセラーに相談ができます。例えば、学校の先生との関係についての相談や関係の調整、授業観察など学校生活を見守って欲しいという場合には、スクールカウンセラーへの相談が適していると思われます。詳しくは、学校の先生に尋ねられると良さそうです。
  • 学生相談:お子さんが所属する大学等には、学生相談窓口を利用されてみるのも良さそうです。
  • 企業の相談室:企業にお勤めの方であれば、相談窓口が存在すると思われます。
  • 筑波大学の心理相談室:臨床心理士や公認心理師という専門家の卵が相談に応じるため、比較的安価でカウンセリングが受けられるようです。子どもの相談と、大人の方の相談窓口がありますが、学生が対応する場合もあるため、受理面接で全ての相談を受けられない場合もあるようです。詳しくは、ホームページを確認されてみると良さそうです。
  • 筑波大学子ども相談室:筑波大学において、3歳前後から小学校高学年までの相談を受け付けているようです。対応できる人数に限りがあるようで、募集したり、募集停止したりしているようです。東京のキャンパスの相談もあるようなので、注意が必要そうです。

医療機関でカウンセリングを受ける

医療機関でカウンセリングを受けるといえば、まず浮かぶのが、心療内科や精神科におけるカウンセリングです。つくば市には、多くの精神科や心療内科がありますが、カウンセリングを実施している心理の専門家が在籍しているかどうかは、ホームページ等から確認が必要です。

心療内科や精神科だけでなく、カウンセリングを受けられるシステムは他にもあります。

  • グリーフカウンセリング:がんの治療を行なっている緩和ケア病棟などにおいて、家族の看取りに向けて、喪失感を和らげたり、家族が亡くなった後のケアが導入されていることが多いようです。一方で、年数の縛りが設定されていることもあるようですので、ご家族が通院・入院されている病院において、確認が必要です。
  • 認知症患者家族支援:認知症をケアする医療機関において、家族への支援がされていることが多いようです。通院・入院先において、ご相談されてみてください。
  • 婦人科系・生殖にまつわるカウンセリング:日本生殖心理学会という研究団体が存在しており、不妊治療患者様へのケア等を専門とする心理の方も存在します。茨城県はまだまだ、その人数も少ないようです。通院先でご相談されてみても良さそうですね。

以上、ご参考になりましたでしょうか。各医療機関へお問い合わせされてみることをお勧めします

オンラインカウンセリング・電話カウンセリングを受ける

外出が難しい、とりあえず相談をしてみたいといった場合、遠隔で受けられるカウンセリング等の利用もできるでしょう。例えば、cotreeなどは、オンラインカウンセリングをいち早く取り入れた企業となります。オンラインのビデオ通話を利用してカウンセリングが受けられるだけでなく、チャットなどを利用したカウンセリングも実施しているようです。

また、つくば市であれば、茨城いのちの電話などの電話相談も利用可能です。相談員は研修やトレーニングを受けたボランティアが担当することが多いようです。

個人で行っているカウンセラーのカウンセリングを受ける

個人で行っているカウンセラーのカウンセリングを受けることについては、特に、警戒しがちかもしれませんが、つくば市において活躍されているカウンセラーさんは検索する限り、何名かいらっしゃるようです。

医療機関に行くほどではないかもしれないといった場合に、個人のカウンセラーによるカウンセリングを利用したいかもしれません。一方で、どのようなカウンセラーが相談に応じるのかといった不安が大きいと思われます。個人のカウンセリングだと、受付スタッフがおらず、カウンセラーが個人でやりくりしていることが多いため、密室でのやりとりを危惧される方も多いでしょう。

そこで、個人のカウンセラーを選ぶ際に、カウンセラーの保有資格の確認をされることをお勧めします。

  • 臨床心理士
  • 公認心理師
  • 臨床発達心理士
  • 学校心理士
  • 精神保健福祉士
  • 社会福祉士
  • 看護師
  • 言語聴覚士
  • 理学療法士
  • 保育士
  • 認定心理士
  • キャリアカウンセラー

などなど、カウンセラーとして活躍されている方の背景には様々な専門的知識と経験があると思われます。心の問題を扱ってほしい場合には、「臨床心理士」と「公認心理師」のどちらも保有しているカウンセラーの利用をお勧めします。

他の資格の優劣を主張したいわけではありません。また後日まとめたいとは考えています。例えば、精神保健福祉士さんの場合は、精神疾患の方の入院が必要な場合、入院のアレンジをしたりといった関係機関との連携のプロですので、そういった相談は非常に適していると思われます。一方で、心の内面に触れていくことについては、専門外と考えられます。

まとめ

以上、参考になりましたでしょうか。詳しくは、各相談機関にお尋ねいただくことにはなりそうですが、相談される皆様にとって、少しでも相談に至るきっかけになりましたら、幸いです。

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