「カウンセリングつくば」について

 多くの人が自分自身を理解し、より生きやすく生活できる手助けができればと考え、このホームページを立ち上げました。

カウンセリングをもっとカジュアルに受けられる社会になることを目指しています。「病気の人が行く敷居が高い場所」というイメージが、まだ日本では根強くあります。本来のカウンセリングは、病気になる前に負荷を減らすための営みだと考えています。

少し重たい荷物でも、持ち続けていると肩や背中が凝り固まっていきます。心も同じで、重たいものを持ち続けていくと、硬く動きの少ないものになってしまいます。楽しさ嬉しさ、人との関わりの中で生き生きとした気持ちを感じにくくなっていきます。

ブログでは、ストレスとはトラウマとは、感情とはそもそも何なのか、ということを考え続け、伝えていくこと、また、同じく臨床心理士、公認心理師など、対人援助に携わる方達とつながり、日々の臨床の中で役立つツールや、情報を提供していきたいと思っています。心理学とは関係がないかもしれない、開業や税金対策などの実務的なことについても、備忘録のためにまとめていきたいと考えています。

つくばという街を拠点とすること

つくばを 拠点として、さまざまな現場で臨床活動を行なっています。つくば市は茨城県の県南の地域にあります。茨城県県南の地域には、土浦市、牛久市、守谷市、つくばみらい市など、多くの市があり、それぞれ違った雰囲気、魅力があります。

その中でなぜつくばという街を拠点とするのか。

私はつくばで生まれ育ったわけではありませんが、茨城県の広々とした豊かな自然に加えて、洗練された都市計画によって研究学園として美しく育ったつくばの街がとても好きだということがまず1つの理由となっています。

つくばでは、どこからでも筑波山が見えます。大通りを車で走っていると、並木の向こうに見える筑波山や、つくばエクスプレスでつくばに戻って来た時に見える筑波山は、私をとても安心する気持ちにさせてくれます。

また、つくばは、新しく開発されたようなシティの雰囲気とともに、豊かな田園風景や昔ながらの古き良き住宅が並ぶ地域もあり、そんななかにステキなカフェがあったりして、好きな場所を探すことが宝探しのようでうきうきとさせてくれます。

このように、私がつくばを好きだという気持ちが1つ理由としてあります。

また、つくばを気に入り移住した人々、研究や仕事で転勤されてきた人々、つくばには起業される方も多くいます。外国の方が多くいらっしゃるのも、つくばの特徴の1つと言えます。

つくばや周辺の市町村にて、さまざまな領域で相談活動にあたるなかで、生じやすい問題について気づいたことがあります。

私と同じように、つくばで生まれ育った人ではない人々、しかも日本各地、世界各地から来た人々がつくばには多く住んでいることで生じる問題、古くからある地域において人間関係の中で生じる問題です。

好きな街を拠点に、多くの人が抱える悩み、辛さを少しでも解消し、生活しやすいよう手助けしたいと思い、ホームページのタイトルに、「つくば」とつけさせていただいています。

As I am ありのまま、自分らしく

ホームページのサブタイトル、またホームページのURLにも「As I am」というフレーズを入れています。

相談活動にあたるにおいて、私のカウンセリングのベースにトラウマ治療や家族療法などがありますが、理念として、相談にいらした方が「自分らしさを取り戻すこと」、または、「自分らしさを見つけていくこと」を意識しています。

そして、「自分らしさ」を好きになる、とまではできなくても、「自分らしさ」と共にいることが1人の人の人生においてとても重要なことと考えています。

「自分らしさ」とは何か。とても難しいことですが、自分自身の身体の存在をしっかりと感じ、安全であると感じられること、自分自身の感情を知り、認めること、考えに気づくこと、まずはそこから始まるのではないでしょうか。

何に傷ついているのか、何を大切にしたいのか、言葉にならないことも1つずつ整理し、「変わりたい」「今の状況を何とかしたい」と願う方をサポートしていきたい、という思いでいます。

2022年現在、まだ個人での活動ができない状況下にあります。経験を積み、また、個人での活動を開始する際にはカウンセラーである私個人の情報についても追記していきたいと思います。

*プチ情報:ちなみに、ロゴのお花は「ヒナギク(英語名:Daisy)」です。ヒナギクの花言葉は「純潔」「美人」「平和」「希望」等の意味があります。色によって、赤いヒナギクは「無意識」、白いヒナギクは「無邪気」といった意味があるようです。そして、黄色いヒナギクには「ありのまま」という意味がこめられています。